毎日、牛まみれ
牛が好きすぎて酪農してます、

著者/牛川いぬおさん
初版発行年月日/2019年6月
この物語は著者様の牛川いぬおさんが闘牛と呼ばれる雄牛に一目惚れし

牛が好きすぎるあまり畜産業の世界に入り酪農従業員となって日々牛とふれ合うお話しです

著者様の牛川さんが犬の容姿をしているのは牛と同じくらい犬も好きという理由らしいです

闘牛というと勇猛果敢で荒々しいイメージがありますが農家で飼育される牛は皆、おだやかで繊細な性格だそうです

牛も人間と同じように育った環境により性格が変化します

牛同士がお互いを舐めあう事(毛づくろい)をグルーミングと呼びます

スキンシップや寄生生物を取り除く効果があるそうですが人間が牛を舐めてあげる事はできませんので牛専用のクシが登場

このグルーミングが人間と牛の大事なコミュニケーションとなるようです

本書は牛川さんの牛に対する経験と知識が随所にちりばめられています

絞りたての牛乳は格別な味がするそうです

時には厳しい現実に直面する事もあります

ペットとしてではなく経済動物として育てる牛
生きるという事に関して深く考えさせられる作品でした
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毎日、牛まみれ 牛が好きすぎて酪農してます! [ 牛川 いぬお ]
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