無職生活 節約 転職指南書
タイトル
ぼくは無職だけど働きたいと思っている。

著者:しらいさりいさん
発行年月日2009年
どこにでもいそうな平凡なサラリーマン村田良男さん33歳
彼の仕事はテレフォンアポインターの営業職
契約を取るためひたすら電話をかけまくりますが相手の断り文句は定番化

毎日毎日ストレスと戦う日々だが辞める事もできずにいた

だがテレフォンアポは契約が取れなければ給料ももらえません、成績不振の人たちは上司の圧力により自主的な退職を余儀なくされます

そして主人公村田良男さんもついに...

ご多分に漏れず自主退職をさせられてしまった村田さんは晴れて無職生活者となってしまいます

その後、再就職などすぐに決まるとタカをくくっていた村田さんですが不採用不採用のオンパレード

貯金も底をつき始めてきたため節約生活にふみきります

その後、なんとか清掃会社で働く事ができた村田さん

だが職場にいまいち馴染めず清掃員という仕事にも引け目を感じていました

しかし帰りの電車で一緒だった年下の同僚の言葉により仕事に対する考えや価値観が一変します

【読み終えた感想】
現代社会はストレス社会と言われています、上司のパワハラやモラハラに悩み精神を壊す若者も沢山います
営業職を嫌い気楽にできそうな清掃会社に勤めた主人公ですがとても楽といえる仕事ではありません
ですが働く続ける事でやりがいや価値観を見いだす事に成功し、何事もやってみなければわからないという作者様の考えが詰まった作品となっていました
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