物忘れと認知症は似て非なるもの
物忘れと認知症の違いは一言で表すと[あっ!そうか!]と本人が思い出せるかどうかにかかっています。
例えば機械のリモコンの場合、物忘れでしたらどのスイッチが電源であったか忘れてしまう場合は物忘れですが、リモコンじたいが何に使う物なのかわからなくなってしまうのは認知症です。

その他夕飯に何を食べたか忘れてしまうのは物忘れ。
ご飯を食べた事じたいを忘れてしまうのは認知症です。
物忘れは本人が忘れた事を自覚できますが認知症は忘れた事を自覚する事ができません、物忘れの頻度が多くなり日常生活に支障をきたすようになると大変です。
その事からも日頃の脳のトレーニングや初期症状を見逃さないための家族の助けは必要不可欠です。
認知症の初期症状(MCI軽度認知障害)といわれる段階で早く気づきトレーニングをする事で元の状態に戻せるともいわれています。
加齢とともに物忘れが多くなるのは仕方がない事とあきらめず皆さん是非ともトレーニングと家族のコミュニケーションを大切にして下さい。